2011年7月6日水曜日

マリナーズとアスレチックスの試合










独立記念日の7月4日、オークランドに行ってマリナーズとアスレチックスの試合を観戦しました。オークランドでのイチローとゴジラ松井の直接対決は4月のオープニング以来ですが、そのときはホノルルに出張で観戦できなかったので見に行きました。もしかしたら、イチローとゴジラの直接対決もこれで見納めかとも思ったわけなんです。


まず、イチローなんですが、1番右翼で出場し、4打数2安打でした。最初(1回表)の遊ゴロは、まったく力がなくて、これだけ見れば、今年の調子の悪さと結びつけられそうなんですが、4回の第2打席は外角低めのスライダーを左前に流し打って安打でした。これも流した感じなので、アスレチックスの先発マッカーシ−のボールを「引っ張り切れてない」と言う評論家もいるかもしれないと思いました。6回の第3打席は空振り三振で、これも不振に結びつけられそうなんですが、でも、もしかしたら待っていた球種とは違っていたのかもしれません。ここまではアスレチックスの先発のマッカーシーとの対戦でした。 今年の成績と結びつけられたり、オールスター落選も結びつけられそうなんですが、これまで見てきたイチローとそんなに違うようにも見えませんでした。最後の打席は8回表に回ってきましたが、ここはブレスローとの対戦で、右安打でした。やはり先発投手と2番手以降の投手とではボールの勢いに差があるのか、キレイに引っ張っているように見えました。


さて、ゴジラ松井は2回の第1打席で、相手先発ピネダの147キロの内角直球をライナーで、イチローの前、右前にはじき返して出塁すると、次打者の4球で2進。2死後、カート・スズキの左前打で先制のホームを踏みました(これでイチローの闘争心に火がついたと見るのは穿った見方でしょうか)。2塁からの走塁は良かったです。でも、このあとは左飛、一ゴロとヒットが出ず、9回1死1塁では相手のクローザー、リーグの前に空振り三振を喫してしまいました。前列に座っていたアメリカ人のうるさいおっさんが「ヒデキ、日米通算500!」と叫んでいましたが、残念でした。


結局、イチローは2試合連続の2安打でマリナーズが2―1で競り勝ちました。イチローのヒットは試合には関係なく出ていた感じでした。方や、4番指名打者で出場したアスレチックスの松井は二回に右前打を放って先制のホームを踏み、4打数1安打でした。4試合連続安打で、アスレチックスの得点この1点のみなので、貢献度は高いとも言えるのではないでしょうか。ライトのKomatsuの宣伝、レフトのSharpの宣伝は目につきましたが、くら寿司の宣伝は、観戦していた座席からは見えませんでした。ところで、マリナーズのケネディは、すくなくとも3度はフライを見失っていましたが、それほどすごくよいお天気でした