2012年8月23日木曜日

インタビュー


地元の日系新聞『ベイスポ』の記事です。良かったら読んでください。

このインタビューの前日(7月半ば)に突然、体調を崩しまして、たぶん熱もあってひどい顔でした。妻には「写真撮影は絶対延期!」と厳命されていたのですが、「インタビューの約束もしたし」と考えていました。でも、明け方3時に「もうだめ」という感じで、インタビューする記者にメールを出したのですが、それが届かず、とにかく、あきらめて会って撮影した次第です。

ま、そう考えれば「ひどい」のですが、幸か不幸か、写真は「落ち着いた」人間に見えるから不思議です。

2012年8月16日木曜日

くろしお言語大学塾開講


くろしお言語大学塾 開講

ついに『言語と文化』のYouTube版が『くろしお言語大学塾』として開講しました。
ゼミ一覧もごらんください。


ゼミ一覧 



【ゼミ名】言語と文化:社会言語学への導入
【ゼミ趣旨】『言語と文化—言語学から読み解くことばのバリエーション』(くろしお出版)第1章を中心に、お話します。言語・・・
  1. 言語と文化:言葉の変化1
  2. 言語と文化:言葉の変化2
  3. 言語と文化:言葉の変化3

2012年8月15日水曜日

フクシマご夫妻、そしてスー・ボーゲルさんのこと

昨日は、グレン・フクシマさんご夫妻にお会いしてお話しさせていただく機会がありました。1980年代半ば、私がサイマルで翻訳者/通訳者のトレーニングを受けていたとき、日米貿易摩擦での通商交渉のフクシマさんのお話の通訳トレーニングがあったのを思い出して、ご本人とお話しできたこと、なんかなつかしいような、感激したような、とてもうれしかったです。

フクシマご夫妻から、スー・ボーゲルさんがお亡くなりになったと伺い、絶句しました。一昨年の11月、妻はスーさんと昔から親しかったので、私も妻のお供をしてスーさんのケンブリッジのご自宅にお伺いしました。私はハインズ・コンベンション・センターでの学会に出席していたので、ボストンに宿泊していたのですが、「ボストンまでは迎えに行けないけれど、ハーバードスクエアでなら」とおっしゃって、Church Streetの映画館の近くでピックアップしていただき、ご自宅にお伺いしました。ご自宅ではとてもおいしいキッシュをいただきました。帰りもwalking distanceなのに、Church Streetまでお送りいただき 「この次にボストンに来るときは、ぜひ自宅に泊まってほしい」とおっしゃっていましたが、それが実現できなくて、本当に残念ですし、寂しい思いでいっぱいです。

そのとき、妻はスーさんとご一緒に、フクシマさんのハーバードでのご講演に出席させていただいたんです。フクシマさんはかつてエズラ・ボーゲル先生のもとで勉強されていたので、妻はそこでエズラ・ボーゲル先生にもご挨拶させていただいたようです。(私は他の学会に出席のため、出席できませんでした。)

今年の3月、トロントのAssociation for Asian Studiesの年次学会では、エズラ・ボーゲル先生に私もご挨拶させていただきましたが、スーさんのことはとても寂しい思いがしますご冥福を心よりお祈りします。

http://news.harvard.edu/gazette/story/2012/06/suzanne-vogel-researcher-of-japanese-culture-81/

2012年8月3日金曜日

言語と文化(第3回講義配信)


『言語と文化』第3回目の講義です。

【本講義の内容】
・Hymes, D.の 「S-P-E-A-K-I-N-G」
・「言語資料」について
【キーワード】
社会言語学, 言語資料, William Labovの言語調査, 言語政策, (言語の)歴史的変化, 方言(地域方言・社会方言), 共時相 vs. 通時相, 音声言語 vs. 書記言語, 個体発生 vs. 系統発生, 日本語教育

【参考文献】
Hymes, D. (1972) Models of the Interaction of Language and Social Life.