2010年7月14日水曜日
サンフランシスコの夏
サンフランシスコの夏は寒いです。『トム•ソーヤーの冒険』を書いたマーク•トウェインが「人生の中で過ごした一番寒い冬は夏のサンフランシスコだった(The coldest winter I ever spent was a summer in San Francisco)」と語ったという言い伝えまであるくらいです。神戸大学で特別集中講義をして、国立国語研究所で招待講演をして、サンフランシスコに帰ってきてから1ヶ月になります。神戸と東京ではたくさんの刺激をもらいました。自分でコントロールしてゆかねばならない仕事なので、のんびりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。「新しい本を書きたい」という思いがわき上がってはいるのですが、「さて、どのような手段で」というところで立ち止まってしまいます。文筆業の人間って誰でもそうなのでしょうか。ここで思うのですが、「やはり出版社から声をかけていただく」か「こちらから企画を持ち込む」しかないのだろうな、と考えている今日この頃です。売れる本、つまりたくさんの人に読んでもらえる本をかきたいという思いが、本を出版するごとに強くなっていきます。ところで、twitterも書いていますので、見てください。
2010年5月27日木曜日
言語学出版社フォーラムとSPYSEEととWikipedia
『言語学出版社フォーラム』のために書いておいた「規範文法のみで教えることが正しいのか」というエッセイが2010年4月2日に掲載されているのに、てっきり2010年2月5日に掲載された「若者ことばと日本語学習者の言語表現」と取り違えていた、というか新しいエッセイの掲載に気がついていませんでした。最近SPYSEE(スパイシー)という人物検索にも、出ているのを発見しました。Wikipedia(ウイキペディア)も便利ですし、スパイシーも人のネットワークを知る上で便利です。それから、『言語と文化』が「言語と文化ランキング(人気)』でついに一位になりました!!!
2010年5月20日木曜日
「対照言語学若手の会」参考図書に指定される!
麗澤大学で「対 照言語学若手の会」という学会が開催されるそうです。そこに参考図書のリストがあるのですが、拙著『言語と文化』も含まれています。私はまだまだ学会で発表したい人なので、「自分はまだまだ若いぞ」って思っている、もしくは、そう信じたいのですが、こうして参考図書のリストに指定されているところを見ると、実際には、そうでもないのかもしれません。でも、こうして認めていただけることはとてもうれしいです。これで、拙著を読んでくれる人が1人でも、2人でも増えてくれて、こうした分野の言語学に興味を持ってくれる人が出てくることを願っています。主催者の皆さん、ありがとうございます。スピーカーに私を呼んでください!
2010年4月28日水曜日
カスタマーレビュー
『文学賞』というウエブサイトがあります。
そこに『言語と文化』が出ているのですが、アマゾンにつながっていて、猫だるまさんが書いた『言語と文化』のレビューを見つけました!猫だるまさん、ありがとうございます。
目次を見てもらうとわかるのだけれど、”言語”についての考察は広範。
概念からはじまり、言語ごとの比較、ニュアンスによる言葉の伝わり方におよんでいる。
なので、どんな本か、簡単に説明するのが難しいので、本書の概要からこの本の内容をまとめると、 “コミュニケーションの様々な様相に関わってくる言語を、説話(ディスコース)レベルで分析する。具体的には、
言語の普遍性(一章)
「異なる言語を話すものは、その言語の相違ゆえに異なった思考をする」(二章)
コミュニケーション=やりとりにおけるフォーマット、もしくはパターンに言及した(三章)
社会言語学的(四章)”
だと思う。
たしかに堅い本でもあるのだけれど、引用が豊富で的を射ているのでおもしろい。
四章の203Pから始まる、”バカvsアホ”は誰が読んでもたのしめるんじゃないかな。
著者によればアホとは、「ちょっと常識はずれで感覚はずれているが、心の優しい人」となる。
つづきは、読んでみて!
そこに『言語と文化』が出ているのですが、アマゾンにつながっていて、猫だるまさんが書いた『言語と文化』のレビューを見つけました!猫だるまさん、ありがとうございます。
目次を見てもらうとわかるのだけれど、”言語”についての考察は広範。
概念からはじまり、言語ごとの比較、ニュアンスによる言葉の伝わり方におよんでいる。
なので、どんな本か、簡単に説明するのが難しいので、本書の概要からこの本の内容をまとめると、 “コミュニケーションの様々な様相に関わってくる言語を、説話(ディスコース)レベルで分析する。具体的には、
言語の普遍性(一章)
「異なる言語を話すものは、その言語の相違ゆえに異なった思考をする」(二章)
コミュニケーション=やりとりにおけるフォーマット、もしくはパターンに言及した(三章)
社会言語学的(四章)”
だと思う。
たしかに堅い本でもあるのだけれど、引用が豊富で的を射ているのでおもしろい。
四章の203Pから始まる、”バカvsアホ”は誰が読んでもたのしめるんじゃないかな。
著者によればアホとは、「ちょっと常識はずれで感覚はずれているが、心の優しい人」となる。
つづきは、読んでみて!
2010年3月5日金曜日
『言語と文化』の反響:ついにベストセラーのコーナーに並んだ!!
2010年2月20日土曜日
『言語と文化』の反響2
次のようなメッセージをいただきました。
私が申し上げるのも僭越ですが、先生のお書きになる文章は日本語でも英語でも整然明瞭にまとめられているため、とても読 みやすく(内容が簡単だ、という意味ではありません)、先生のサービス精神の表れとでも申しましょうか、読者へのやさしさにあふれていると感じました。逆に言えば、先生のご研究をより多くの人に明確に理解してもらいたいという先生の情熱の発露なのでしょう。感銘を受けました。
じつは、ずいぶん以前になりますが、私は教師としての生活を高校の英語教師としてスタートしました。そのときに一人の女生徒から「先生の授業はわかりやすいからつまらない。その点、〜先生の授業は難しいからかっこいい」と言われ驚いたことがあります。
でもこのスタイルを変えようと思ったことはなく、現在の大学に来る前はマサチューセッツ州立大学の心理学部で教えていましたが、 research methodを教えていた際に「学生のレベルまで下がって来て教えてくれるので、わかりやすい」と言われ、感銘を受けました。
私が申し上げるのも僭越ですが、先生のお書きになる文章は日本語でも英語でも整然明瞭にまとめられているため、とても読 みやすく(内容が簡単だ、という意味ではありません)、先生のサービス精神の表れとでも申しましょうか、読者へのやさしさにあふれていると感じました。逆に言えば、先生のご研究をより多くの人に明確に理解してもらいたいという先生の情熱の発露なのでしょう。感銘を受けました。
じつは、ずいぶん以前になりますが、私は教師としての生活を高校の英語教師としてスタートしました。そのときに一人の女生徒から「先生の授業はわかりやすいからつまらない。その点、〜先生の授業は難しいからかっこいい」と言われ驚いたことがあります。
でもこのスタイルを変えようと思ったことはなく、現在の大学に来る前はマサチューセッツ州立大学の心理学部で教えていましたが、 research methodを教えていた際に「学生のレベルまで下がって来て教えてくれるので、わかりやすい」と言われ、感銘を受けました。
2010年2月17日水曜日
『言語と文化』の反響
最近、出版社フォーラムというサイトにも、エッセイが出ていますので、見てください(ここに出るのは2回目なんですが)。
http://www.gengosf.com/
先日、拙著『言語と文化』の書評が大修館『英語教育』2010年3月号に出ていることを偶然知りました。
http://online.sfsu.edu/~mminami/Review.pdf/
東京大学の林徹先生が書評を書いてくださったということにも感激しました。こうした書評は、ふつうでしたら、旧知の誰かに好意的に書いてもらう性格のものなのが、まったく面識のない東大の林先生に非常に好意的な書評を書いていただき、なおいっそう感激し、興奮したのだと思います。本というのは、本当に「一人歩きするものなん だ」と実感すると同時に、私の思い・考えを理解していただけることに興奮しました。今回の書き方は従来のスタイルとは異なり、「語り」に集中しました。この書評の中では「饒舌」と書かれているんですが、私の意図した通りでしたので、とりわけうれしく思いました。
これまで日本語と英語の出版 を交互にしてきて、それを妻と私は「山口百恵」方式(異なるタイプの作品を出すことで長生きさせる)だと笑っています。日本語では、『言語学と日本語教 育』シリーズを出版しているのですが、いつも悩まされているのが販売部数の問題です。それで今回「爆発的に売れるものを書いてみせる」と大見得を切って取 り組んだものですから、こうした「語り」のスタイルにしています。「爆発的とはいかない」と、先日、出版社の担当者とに電話で話した際に言われましたが [笑]。
http://www.gengosf.com/
先日、拙著『言語と文化』の書評が大修館『英語教育』2010年3月号に出ていることを偶然知りました。
http://online.sfsu.edu/~mminami/Review.pdf/
東京大学の林徹先生が書評を書いてくださったということにも感激しました。こうした書評は、ふつうでしたら、旧知の誰かに好意的に書いてもらう性格のものなのが、まったく面識のない東大の林先生に非常に好意的な書評を書いていただき、なおいっそう感激し、興奮したのだと思います。本というのは、本当に「一人歩きするものなん だ」と実感すると同時に、私の思い・考えを理解していただけることに興奮しました。今回の書き方は従来のスタイルとは異なり、「語り」に集中しました。この書評の中では「饒舌」と書かれているんですが、私の意図した通りでしたので、とりわけうれしく思いました。
これまで日本語と英語の出版 を交互にしてきて、それを妻と私は「山口百恵」方式(異なるタイプの作品を出すことで長生きさせる)だと笑っています。日本語では、『言語学と日本語教 育』シリーズを出版しているのですが、いつも悩まされているのが販売部数の問題です。それで今回「爆発的に売れるものを書いてみせる」と大見得を切って取 り組んだものですから、こうした「語り」のスタイルにしています。「爆発的とはいかない」と、先日、出版社の担当者とに電話で話した際に言われましたが [笑]。
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