2012年8月15日水曜日

フクシマご夫妻、そしてスー・ボーゲルさんのこと

昨日は、グレン・フクシマさんご夫妻にお会いしてお話しさせていただく機会がありました。1980年代半ば、私がサイマルで翻訳者/通訳者のトレーニングを受けていたとき、日米貿易摩擦での通商交渉のフクシマさんのお話の通訳トレーニングがあったのを思い出して、ご本人とお話しできたこと、なんかなつかしいような、感激したような、とてもうれしかったです。

フクシマご夫妻から、スー・ボーゲルさんがお亡くなりになったと伺い、絶句しました。一昨年の11月、妻はスーさんと昔から親しかったので、私も妻のお供をしてスーさんのケンブリッジのご自宅にお伺いしました。私はハインズ・コンベンション・センターでの学会に出席していたので、ボストンに宿泊していたのですが、「ボストンまでは迎えに行けないけれど、ハーバードスクエアでなら」とおっしゃって、Church Streetの映画館の近くでピックアップしていただき、ご自宅にお伺いしました。ご自宅ではとてもおいしいキッシュをいただきました。帰りもwalking distanceなのに、Church Streetまでお送りいただき 「この次にボストンに来るときは、ぜひ自宅に泊まってほしい」とおっしゃっていましたが、それが実現できなくて、本当に残念ですし、寂しい思いでいっぱいです。

そのとき、妻はスーさんとご一緒に、フクシマさんのハーバードでのご講演に出席させていただいたんです。フクシマさんはかつてエズラ・ボーゲル先生のもとで勉強されていたので、妻はそこでエズラ・ボーゲル先生にもご挨拶させていただいたようです。(私は他の学会に出席のため、出席できませんでした。)

今年の3月、トロントのAssociation for Asian Studiesの年次学会では、エズラ・ボーゲル先生に私もご挨拶させていただきましたが、スーさんのことはとても寂しい思いがしますご冥福を心よりお祈りします。

http://news.harvard.edu/gazette/story/2012/06/suzanne-vogel-researcher-of-japanese-culture-81/

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